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学科生の「祇園祭」活動 ―ボランティアと絵本制作

2025-07-16

京都の7月、祇園祭の季節ですね。明日は山鉾巡行です。雨が心配されるところですね。
さて、国際日本文化学科の学生が、祇園祭「保昌山」のボランティアとして今月初旬より、運営のお手伝いをしています。
昨年夏、学科生が制作した絵本『ぎおんまつり やまほこものがたり』がご縁で、ボランティア参加のお誘いをいただきました。学科として正式に祇園祭のボランティアに加わるのは初めてのことですが、保昌山保存会としても、学生ボランティアのお手伝いは長い歴史上初めてとのことで、とても喜んでくださっています。

初旬には、保昌山の御神体人形(保昌)が手にする梅の花(厄除け粽の飾りとしても使用)造りをお手伝いしました。のべ30名以上がお手伝いしたこともあって、3000個近い粽が予定よりもずいぶん早く完成したそうです。
宵山が始まると、今度は、厄除け粽など、記念品の授与・販売のお手伝いをしています。「粽どうどすか~」などと声をかけたり、口上の歌をうたったりして、下京燈籠町界隈のお祭り気分演出に一役買っています。

いっぽう、学科生の絵本制作チームは、今年も『ぎおんまつり やまほこものがたり』を制作しています。昨年に続く第二弾は、蟷螂山、芦刈山、伯牙山、浄妙山、函谷鉾を取り上げました。ストーリーは完成し、目下、絵の制作に取り組んでいます。水彩、色鉛筆、アプリなど、画材は描き手によって違い、どんな絵ができあがるか楽しみです。 表紙は、こんな感じです。また、完成したら、お知らせしますので、ご期待ください。